都立高校入試の準備はいつから?

お知らせ

みなさん、こんにちは!

教育環境アドバイザーのユウです。

 

本日は都立高校の入試についてお話いたします。

点数計算の方法はすでに様々なサイトで紹介されていますね。

ご存じの通り、都立高校入試は1000点満点です。(2023年度からはスピーキングテスト20点も加算)

学力検査(5教科の入試)が700点。

内申点(中3の2学期の成績)が300点。

合計1000点です。(2023年度からは1020点の予定)

 

学力検査は国語・数学・英語・理科・社会の5科目について行います。

それぞれ100点満点です。合計500点。これを700点満点に換算します。

 

例えば、合計400点なら・・・400×(700/500)ですので、560点となります。

内申点は国語・数学・英語・理科・社会はそのまま足します。

そして、音楽・美術・技家・体育は2倍にして足します。

 

たとえばオール4の場合、

国4 数4 英4 理科4 社会4の合計は20

音4 美4 技4 体4の合計は16×2=32

5教科と実技4教科を足して、20+32=52

その52を300点満点に換算します。52×(300/65)=240点

 

先ほどの学力検査が560点、内申が240点の場合は合計800点となります。

 

そうすると800点が合格の目安となります。

ということは、内申が高い方が、同じ高校を受験しても学力検査で必要な点数は低くなります。

 

たとえば800点が合格ラインの高校の場合、

先ほどのオール4の場合だと、学力検査は400点。1科目平均80点となります。

オール5だった場合は、学力検査は357点。1科目平均71点となります。

全然違いますよね。

 

内申点の重要性についてお話ししましたが、では「いつ」から対策するのがいいのでしょうか。

東京都の入試での内申点は中学3年生の成績です。

12月上旬の学校の3者面談で仮内申を教えてもらえます。

この3年生の内申が受験に使われるのです。

内申は2段階上げることはとても難しいことです。

 

もちろん、上がることもありますが、3から5に急に上がることは可能性としては低くなります。

ということは、実はとても重要なのは2年生までの内申なのです。

もし中学1年生の場合は、もっと計画的に内申を上げる対策ができるので、早め早めの準備が大切になってきます。

また、「夏期講習」や「冬期講習」などで頑張れば大丈夫と思っている方もいるかもしれません。

でもその時期は『受験生全員』が頑張ります。

 

相対評価から絶対評価に変わり、他との競争より個の努力を見られる時代となりました。

しかし、現実として受験では頑張ったから全員が合格するということはありません。

全員が頑張っている時期に頑張らないと、もちろん成績は下がります。

まだ周りが対策していないうちに受験勉強を始めると成績はとても上がりやすくなります。

 

いつから始めるのか・・・それは「今この瞬間から!」が答えとなります。

後回しにせずに、今から準備をすることが合格への道となります!!

  

  

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◇◆◇ユウ@教育環境アドバイザー

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