みなさん、こんにちは!教育環境アドバイザーのユウです。
お久しぶりです!ブラウンです!
前回の投稿から8ヶ月・・・なんというサボり魔でしょうか。。
本当に、こまっちゃいますよ。ちゃんとしてくださいよ!!
ホント、ごめんなさい。。。
全然更新していないのに、高校生の学力低下についての対談記事は、けっこう読んでいただいていたようですね。みなさん、ありがとうございます!
読んでいただけるだけで嬉しいですよね~。でも、サボっててユウさんは何をしていたんですか?
そうですね。前回更新した頃は、転職してちょうど半年、試用期間も終わって色々な業務が増えていた頃でした。その後に急な組織変更や方針への不満もあって…11月に会社を辞めていました。
え?!無職ですか??
3月まではそうなりますね(笑)3月1日に開業する予定なので。
オリジナルの個別指導塾を開校することにしました。
塾??そういえば、ユウさんは10年前に塾の教室長でしたよね。
そうなんです。以前、8年間くらい全国展開している某個別指導塾の教室長をしていました。
その経験から、”教育から日本を明るく”したい、”教育業界で働く人を救いたい”と思うようになり、このブログも始めたんですよね。
そのためにも、自分で塾を0から作って、最高の環境を作ることが必要なステップなのかなと考え、決断しました。
せっかくなので、自分の塾についても触れていきたいところですが、今回は個別指導塾のタイプについて説明していこうと思います。
個別指導塾3タイプ
さて、ここからは個別指導塾の種類について話していきます。私の主観も入っていますので、ご了承ください。ただ、上辺の情報やイイところだけではなく、問題点なども赤裸々にお話していきたいと思います。
個別指導って言っているくらいなので、1人1人指導してくれるってことですか?
カリキュラムなどは確かにどの個別指導塾でも1人1人に合ったものを組んでくれますね。一番の違いは「先生1人に対して何人までの指導」なのかということです。
●1:1型(先生1人に対して生徒1人)
●1:2型(先生1人に対して生徒2人まで)
●1:3~型(先生1人に対して生徒3人以上)
の3タイプに分かれます。
それぞれについて、説明してきます。
1:1型(先生1人に対して生徒1人)
1:1って家庭教師みたいな感じですか?
そうですね。授業のイメージは家庭教師のような感じです。
1:1の良いところは、先生にいつでも質問ができることです。では、メリット・デメリットについてまとめてみますね。
△メリット:いつもで質問ができる。先生も1人に対して集中して指導ができる。
▼デメリット:先生に頼ってしまう。自分で考える習慣がつきにくい。授業料が高い。
つきっきりで指導してもらえることはいいですが、デメリットもあります。テストや受験は自分1人の力で解かなければいけません。1人の力だけで解く時間を作ることは、とても重要です。
【ここから本音&主観】1:1は一番授業料が高くできるので、顧客単価を上げたい塾はこのタイプを採用しているケースがあります。もちろん、つきっきりで授業するので質の良いサービスを受けることが出来ます。ポイントは自分1人で解く力をどこで養うかがポイントです。塾の授業内でだけ出来るようになったと思っていても、1人で解けるようになっているとは言えません。
1:2型(先生1人に対して生徒2人まで)
1:2ってどんな感じの授業なんですか?
1:2では、 先生の両脇に生徒が座るパターンが多いですね。
先生が片方の生徒に教えている時は、もう片方の生徒は問題演習をしています。それを交互に行っていくんですね。では、1:2についてもまとめていきます。
△メリット:先生が隣にいるので質問がしやすい。個々に合わせた進度で教えてもらえる。
▼デメリット:もう片方の生徒を教えている時は質問しにくい。授業料は少し高め。
先生が2人分の授業を行うため、時間配分やスキルが必要となるタイプです。私が以前勤めていた某個別指導塾もこのタイプでした。1:1型よりは授業料は安いですが、集団塾や次に出てくる1:3~型よりは高めです。
【ここから本音&主観】1:2型は多くの個別指導塾で採用されているパターンです。こちらもきめ細やかな指導を期待できますが、注意が必要です。それは、教室責任者(教室長)の力量によって授業の質が変わるからです。1:1型も1:2型も多くはアルバイト講師です。1:2型は上記でもお話しましたが「時間配分」など講師スキルが求められます。しっかり講師に指導できている教室なら大丈夫ですが、講師任せになっていたり、教室責任者のマネジメント能力が高くない場合は、あまりいいサービスは受けられません。ちなみに私はこちらの1:2型で塾を開業します。
1:3~型(先生1人に対して生徒3人以上)
1:3以上でも個別って言えるんですか?
はい。個別指導塾では、個々に合わせたカリキュラムや進度を設定します。1:3以上型でも同様にカリキュラムを組んでいきますので、個別指導と言えますね。大手の塾では、この1:3型を採用している塾もあり、また近年では個人塾では1:3以上型の自習タイプの塾も増えてきています。
△メリット:授業料が安い。自主性が高い生徒はどんどん進められる。
▼デメリット:自習タイプが多いので勉強のやり方が身につきにくい。
1:3以上で個別指導を行っている塾の授業料は安いです。講師1人が対応する生徒の人数が多いほど、人件費が抑えられるからです。また、基本は自習中心の授業となるため、どんどん問題を解いて進めていきたい生徒にとってはやりやすいと思います。ですが、勉強のやり方が分からなかったり、集中力が続かなかったり、自主性が高くなかったりすると、授業中にボーッとする時間も多くなってしまいます。
【ここから本音&主観】1:3~型は塾側のメリットの方が多いのが現状です。近年、最低時給がどんどん上がっています。また、一時期は塾講師はブラックバイトではないかと問題になったこともあります。そういった状況で、塾講師のアルバイトは以前より人気がないのです。よって、先生1人で多くの生徒を担当できる1:3~型を採用する塾は増えています。Eラーニング教材やシステムも充実してきており、今後は自習タイプが多くなってくると考えられます。しかし、このタイプは生徒に勉強のやり方を丁寧に指導することは難しく、極論を言えばEラーニング教材だけ契約して家で勉強した方が、かかる費用は少なく出来ます。
まとめ
1:1、1:2、1:3~の3タイプについて説明してきました。
1人1人、個性は違います。どのタイプが合うかは本人次第です。
迷っている場合は、まずは塾の雰囲気を見てくることをおすすめします!
そこの塾の教室責任者や講師、通っている生徒の雰囲気を見て、合うかどうかが一番大切です。
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